アモルメットコアについて

Flexibilty of use and simplicity of design combine to make it reduce the noise.
Signal purity. Delicate sounds are significantly more realistic using toroidal technology.
This is Ultra high-performance version of ferrite core that blew away the world.
It will Shutout the noise from any electric signals.
Even a small one,the effect is huge!!

Amormet™(アモルメット)コアについて
近年はあらゆる電子機器、電気製品がノイズを出しています。このノイズは電源環境を著しく汚しコンセントの電源から各機器に侵入すると共に電磁波となってノイズをまき散らしています。
ノイズが大きいと他の機器が誤作動を起こしたりラジオやテレビにノイズが入ったりするので、ノイズを発生する機器は国等で規格が決められていて機器ごとにある程度の小ささに収まるようになっています。それにもかかわらず実際はラジオを鳴らしながらパソコンに近づけるとピーピーガーガーと大きなノイズが聞こえるようにオーディオシステムにとっては有害なノイズがあらゆるところにたくさん存在しています。
通常、目で見ることも感じることもできないこの電気ノイズはオーディオシステムに侵入すると高い周波数なのでハムのようにブーンと聞こえたりはしないのですが、音楽再生のグレードを著しく低下させてしまいます。

オーディオシステムに進入するノイズを防ぐフィルタ
 従前より電子機器用のノイズを防止するフィルタはたくさんの物が作られ販売されていますが、そのほとんどはオーディオ用ではないため電気的特性とコストを重視して作られたもので音質は考慮されていませんでした。

これらのノイズフィルタは多くの熱心なオーディオファンに長年にわたってテストされてきました。主として電源用が多いのですが使われている部品、とくにフェライトコアの音響特性(音質的な特性)が著しく悪いのでノイズが取れたはずなのに音質が低下してしまい、多くの人に「ノイズフィルタを入れると音が悪くなる」と言われ、その悪い評判はオーディオ界に広く行きわたってしまい今日におよんでいます。

このような状況の中、オーディオ用アイソレーショントランスの製造をしていてノイズを防止した時の音の良さを知っている私共は、トランスで音が良くなるのはわかっていましたが電源トランスと違いオーディオ用はコストがかかるのと、お客様から「音は良いけど重たい、もう少し軽いのが欲しい」との声も頂いていましたので別の方法でノイズを取ることはできないものかと研究開発作業をしてきました。

その中で沢山のノイズ除去フィルタを製作しては試聴テストを繰り返してきましたが、わかった事はフィルタに使用するパーツの電気的特性と音響特性の重要性でした。

ノイズを防止するフィルタは主にコアにコイルを巻いたチョークコイルとコンデンサで作られますがオーディオ用としては、除去したいノイズに合わせた電気的特性とすぐれた音響特性を併せ持つパーツを使用する必要があります。

特にコアにおいては非常に多くの種類がありますが音質を考慮して作られたものは全くなく、長年にわたり産業用からオーディオ用までたくさんのコアを扱ってきた当社におきましても最適なものを見つけるのは大変難しいものでした。

そうしたなか、東静工業株式会社様の協力を得てオーディオ用ノイズフィルタを完成させることができました。

このフィルターに使用されている特別に選ばれた音の良いコアがAmormet™(アモルメット)です。このコアを使用してノイズを防止しますと高音、低音の出方はもちろんのこと音楽の表現力や演奏者の表情、ライブ感等が著しく向上し原音はこんなにも素晴らしいものだったのかと実感されるはずです。皆様もぜひこの音の良さを体感してください。

東静工業株式会社 ご挨拶
1968年創業以来、「ノイズ」に拘りを持ち、過去マイクロホン用小型トランス・Rコアトランスの開発・製造販売をさせていただいておりました。
現在は、チョークコイル開発・販売を専業にてさせて頂いております。
チョークコイルにつきましては、磁性材料からコイルの開発・設計を行っており、家電~車載製品まで幅広くお客様にご採用をいただいております。
特に、当社が得意としておりますアモルファスチョークコイルは、すでにノイズ軽減のみではなく音質向上の高評価をいただいております。近年におきましては、電子制御化が急速に進んでおります自動車において「走る・曲がる・止まる」のアプリケーションにも多数搭載されております実績からも、製品特性のみならず品質面におきましても安心してご使用頂けるアイテムをご提供しております。

弊社が築き上げてまいりました磁性材料技術およびコイル設計技術力が、永年のお付き合いをさせていただいております株式会社中村製作所様の商品に結集でき、皆様のお手元でお役にたてる事をとてもうれしく思っており、我々もワクワクしております。
東静工業株式会社 代表取締役社長 福島 和典

Amormet™(アモルメット)コアの使用箇所

  アモルメットはノイズ防止用チョークコイルのコアで、オーディオで有害な高周波数ノイズを除去するために大変重要なパーツです。コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。
音質向上に効果的な使用箇所は、主としてCDプレーヤー、DACの出力コード等オーディオ機器間のラインケーブル(インターコネクトケーブル)、スピーカーケーブル、ACアダプターのDC出力コード等です。


Amormet™(アモルメット)コアの大きさの選び方

ライン用、スピーカー用は中心の穴にプラスマイナス両方の電線が無理なく一緒に通るくらいが適当です。ACアダプターの直流出力側に入れる場合は、中心の穴がプラグの大きさより一回り大きく、直流出力コードを1~2回まける程度の物を選んでください。

NSシリーズとNSTシリーズの違い

当社では音質上の理由によってコアの電磁特性を変えたものを2種類用意しております。
超HighμのNSシリーズを更に高性能化させるNSTシリーズは、特に低音域でのパワー感やスピード感を増強する効果が期待できます。お好みで2重連でご使用ください。この時、両コアの位置、表裏等で特別な変化はありません。

Amormet™(アモルメット)コアの使い方

 ライン用、スピーカー用はコアの中心の穴に線を通すだけです。この時大切なことはラインケーブルでもスピーカーケーブルでも「全てプラスマイナスを必ず一緒に通すこと」です。これでノイズ防止に最も効果的なコモンモードチョークとして動作します。

ステレオ等チャンネル数が複数ある場合は各チャンネルごとに行ってください。
入れる場所は端でも真中でもかまいません。シールド線は通すだけで、2芯シールド線はシールド線も一緒に通してください。グルグルと巻きつける必要はありません。通すだけでチョークコイルとして働きます。

 1つのラインケーブル等に2個のコアを使用して、プラス側マイナス側それぞれにコアを入れている例をインターネット上で多く見かけますが、アモルメットコアにおいてはそのような使い方は電気的にも音質的にも好ましいものではありません。電線は必ずプラスマイナス一緒に通してください。
ACアダプターに入れる場合は、直流出力コードを中心の穴に通しながらコアに1~2回巻き付けた方が効果的な場合もあります。
コアは衝撃を与えると破損したり、特性が悪化することがありますので丁寧に扱ってください。

Amormet™(アモルメット)コアの発売について

当社では簡単作業で高音質化ができるAmormet™(アモルメット)コア7品種の販売を開始しました。

コア自体の大きさとリード線穴を大きくし、いろいろな所へ簡単に装着できて活用範囲を広げられるよう工夫されています。
この新製品は前述しましたように、パワーアンプのスピーカー出力コードやRCAピンケーブル、機器内部の信号経路、ACアダプター等、多くの利用箇所があり、どこに使われましても大きな音質向上が得られます。

 

※ 電線挿入口のサイズには充分ご注意ください。
※ 外径寸法と穴径・厚さはいずれも概略寸法です。 寸法精度を要求される場合は現物の確認をお願いします。NSシリーズは単体でも十分大きい効果が得られますがNSTシリーズと併用することで更に高性能となります。