NXPシリーズについて (6)
NXP-001シリーズ とPLC-02、PLC-03Wコンセントの数が違うこの3つは見た目が大きく違いますが性能・音質に関してはどれが良いということはありません。
どれも音楽がより気持ち良く聴けるような音を目指して製作した物で何れの製品も電気的性能はほぼ同じです。
音楽を楽しむための音なので好みが最優先だと思われます。
ですがケース本体の構造及び内部パーツの違いにより、僅かに音質の差はあります。
比べますと
「NXP-001」は「PLC-02」より僅かですが高域がでる
「PLC-02」は「NXP-001」より僅かですが低域がでる
上記とは別タイプのPLC-03Wは最大使用可能電流が15Aと大きくなっています。
使用パーツは電流容量の増加に伴い、他シリーズと違っていますがノイズ防止性能は同等です。
先程も申しました通り、音質に関しましては音楽を楽しむための音なので好みが最優先だと思われますが、メインアンプにもご使用でしたら電流容量に余裕のある「PLC-03W」がおすすめです。
次のお勧めは「NXP-001SE」になりますが、これは「PLC-03W」より木箱に入っていない分、コントラストが僅かに強く近代的な音がします。ただし大型の電源プラグは使用し難いです。
「NXP-001」は比べますと「NXP-001SE」よりも僅かに音が軽く感じられます。
何れにしましてもオーディオシステムとの相性もありますので、ご面倒でもレンタルサービスを行っておりますので、これを利用してご自宅で聞かれるのが一番かと思われます。
NXP-001を使用した場合は、いずれも1.25mmスケアー(15A用)以上のケーブルであればシールドもない普通のものがおすすめです。ノイズが多い所ではケーブルで少し音にコントラストを付けた方が良く聞こえますがノイズを取った時には価格に関係なく音の観点から“普通のケーブル”で十分なことが多く、高価なケーブルの中には良い音のする物もありますが癖を感じる物もあるようです。 新規の電源ケーブルはノイズを取った時の“普通のケーブル”の音を聞いてからご検討されてはいかがかと思います。
アナログ用コンセントからデジタル機器を給電しても全く問題はありません。パフォ-マンスは変わりません。
但し、多数の機器を接続する時にはアナログ系とデジタル系をそれぞれ指定のコンセントへ差し込んでいただいた方が効果的です。
また全部で二つしか使用しない時は、アナログのみでもデジタルだけでも片方をアナログ系、もう片方をデジタル系へと差し込んでご使用くださいますとより効果的です。
NXP-001シリーズは最大使用可能電流が8Aまでとなっており、ノイズ防止性能は全て同じです。 お客様のご要望にお応えして外観の違う三機種となっています。
NXP-001は基本製品です。
NXP-001SEは基本製品の外観をお洒落にして高級感を出すと共に、太い電源ケーブル使用時にも安定するよう、重量のある音響特性を考慮した特殊金属製ベースを備えた製品です。
NXP-001Vは床に置くスペースがない方に向けた、壁コンセントに直に取り付けられるようにした製品で電源ケーブルは不要です。
アイソレーショントランスとノイズフィルターの主な違いは以下のようになります。
“アイソレーショントランスの長所”
・出力電圧を変えられる
・いわゆるアースループを切ることができる
・コモンモードノイズを完璧に除去できる
“アイソレーショントランスの短所”
・電源インピーダンスが大きくなってしまう
※このことが短所になるのは限られた場合のみで多くは何も問題ありません。
具体的に小さい「電源インピーダンス」を求められるのは瞬間的に電流をたくさん必要とする危機で音響系ではデジタル動作のパワーアンプなどが考えられます。
“フィルタータイプのノイズ防止機器の短所”
・コンセントごとにフィルターが設けられているので機器の数が多いときに有効
・フィルター一つあたりのコストがトランスより小さい
・電源インピーダンスが大きくならない
“フィルタータイプのノイズ防止機器の短所”
・出力電圧が変えられない
・いわゆるアースループを切ることができない
・コモンモードノイズを完璧には除去できない
「ノイズフィルターを搭載した電源ボックス」と「アイソレーショントランス」との使い方ですが、どちらもノイズに対しては大変効果の高い物なので直列に接続することはもったいない使い方となり、ご使用の機器に合わせて別々に使われた方が効果的です。
それぞれの特徴は下記の通りです。
アイソレーショントランスは電源ノイズを確実にとる一番良い方法ですが出力側に複数の機器を同時に使用した場合、その中のどれかが大きなノイズを出しますと他の機器に影響を与える恐れがあります。従いまして沢山の機器を使用するのでしたら電源ボックスの方がコスト的には良いでしょう。
当社の電源ボックスは基本的性能を確保した上で更に複数の機器を使えるように、電源ノイズ用だけではなくコンセントに接続された機器類の出すノイズにも対処するためにコンセントごとに専用のフィルターを備えております。
なお、アイソレーショントランスと電源ボックスは音の出方が微妙に違います。両方をお使いの場合、どの機器をどちらに使用するかはあれこれ楽しみながら試聴して決めるのが一番良いと思われます。
PLCシリーズについて (3)
NXP-001シリーズ とPLC-02、PLC-03Wコンセントの数が違うこの3つは見た目が大きく違いますが性能・音質に関してはどれが良いということはありません。
どれも音楽がより気持ち良く聴けるような音を目指して製作した物で何れの製品も電気的性能はほぼ同じです。
音楽を楽しむための音なので好みが最優先だと思われます。
ですがケース本体の構造及び内部パーツの違いにより、僅かに音質の差はあります。
比べますと
「NXP-001」は「PLC-02」より僅かですが高域がでる
「PLC-02」は「NXP-001」より僅かですが低域がでる
上記とは別タイプのPLC-03Wは最大使用可能電流が15Aと大きくなっています。
使用パーツは電流容量の増加に伴い、他シリーズと違っていますがノイズ防止性能は同等です。
先程も申しました通り、音質に関しましては音楽を楽しむための音なので好みが最優先だと思われますが、メインアンプにもご使用でしたら電流容量に余裕のある「PLC-03W」がおすすめです。
次のお勧めは「NXP-001SE」になりますが、これは「PLC-03W」より木箱に入っていない分、コントラストが僅かに強く近代的な音がします。ただし大型の電源プラグは使用し難いです。
「NXP-001」は比べますと「NXP-001SE」よりも僅かに音が軽く感じられます。
何れにしましてもオーディオシステムとの相性もありますので、ご面倒でもレンタルサービスを行っておりますので、これを利用してご自宅で聞かれるのが一番かと思われます。
アイソレーショントランスとノイズフィルターの主な違いは以下のようになります。
“アイソレーショントランスの長所”
・出力電圧を変えられる
・いわゆるアースループを切ることができる
・コモンモードノイズを完璧に除去できる
“アイソレーショントランスの短所”
・電源インピーダンスが大きくなってしまう
※このことが短所になるのは限られた場合のみで多くは何も問題ありません。
具体的に小さい「電源インピーダンス」を求められるのは瞬間的に電流をたくさん必要とする危機で音響系ではデジタル動作のパワーアンプなどが考えられます。
“フィルタータイプのノイズ防止機器の短所”
・コンセントごとにフィルターが設けられているので機器の数が多いときに有効
・フィルター一つあたりのコストがトランスより小さい
・電源インピーダンスが大きくならない
“フィルタータイプのノイズ防止機器の短所”
・出力電圧が変えられない
・いわゆるアースループを切ることができない
・コモンモードノイズを完璧には除去できない
「ノイズフィルターを搭載した電源ボックス」と「アイソレーショントランス」との使い方ですが、どちらもノイズに対しては大変効果の高い物なので直列に接続することはもったいない使い方となり、ご使用の機器に合わせて別々に使われた方が効果的です。
それぞれの特徴は下記の通りです。
アイソレーショントランスは電源ノイズを確実にとる一番良い方法ですが出力側に複数の機器を同時に使用した場合、その中のどれかが大きなノイズを出しますと他の機器に影響を与える恐れがあります。従いまして沢山の機器を使用するのでしたら電源ボックスの方がコスト的には良いでしょう。
当社の電源ボックスは基本的性能を確保した上で更に複数の機器を使えるように、電源ノイズ用だけではなくコンセントに接続された機器類の出すノイズにも対処するためにコンセントごとに専用のフィルターを備えております。
なお、アイソレーショントランスと電源ボックスは音の出方が微妙に違います。両方をお使いの場合、どの機器をどちらに使用するかはあれこれ楽しみながら試聴して決めるのが一番良いと思われます。
アイソレーション・トランスについて (8)
申し訳ありませんが「トランスの周波数減衰曲線」及び アモルメットコアの磁気的なデータに関しまして通常の「データシート」に類するものはありません。
ノイズデータを気になされる方も多いようですがオーディオに使用する時はデータにとらわれず音で判断する必要があると思っています。データだけでしたら優れた物がたくさんございます。
当社としましては実際に音と映像に悪影響を与える所のノイズを取れれば良しとしていますので実際のテスト結果を大事にしてデータの方はあまり気にしていません。
測定方法の間違いのケースが殆どです。
1) まず入力電圧(壁コンセント)の電圧を測定してください。
おそらく100Vよりかなり高い電圧になっていると思われます。
2) 出力コンセントに接続予定のオーディオコンポーネントを接続して動作状態(電源 ON)にしてください。
3) この状態で測定されれば、ほぼ100Vに近い電圧が出力されます。
4) これでもまだ電圧が高い場合は、内部のコネクタ配線を変更することで3V程度は低くすることができます。
※参考 電力会社から各家庭に供給される電圧は電力メータのところで101V±6V以内と規定されています。
通常のオーディオコンポーネントや家電製品は100V±10Vでも問題なく動作するよう設計されていますので問題はないと思われます。
トランスは電圧安定装置ではありませんので、入力電圧が高い場合や負荷(接続されるコンポーネント)の消費電力がトランスの定格容量に比べて極端に少ない場合は出力電圧が高くなります。
アイソレーショントランスとノイズフィルターの主な違いは以下のようになります。
“アイソレーショントランスの長所”
・出力電圧を変えられる
・いわゆるアースループを切ることができる
・コモンモードノイズを完璧に除去できる
“アイソレーショントランスの短所”
・電源インピーダンスが大きくなってしまう
※このことが短所になるのは限られた場合のみで多くは何も問題ありません。
具体的に小さい「電源インピーダンス」を求められるのは瞬間的に電流をたくさん必要とする危機で音響系ではデジタル動作のパワーアンプなどが考えられます。
“フィルタータイプのノイズ防止機器の短所”
・コンセントごとにフィルターが設けられているので機器の数が多いときに有効
・フィルター一つあたりのコストがトランスより小さい
・電源インピーダンスが大きくならない
“フィルタータイプのノイズ防止機器の短所”
・出力電圧が変えられない
・いわゆるアースループを切ることができない
・コモンモードノイズを完璧には除去できない
「ノイズフィルターを搭載した電源ボックス」と「アイソレーショントランス」との使い方ですが、どちらもノイズに対しては大変効果の高い物なので直列に接続することはもったいない使い方となり、ご使用の機器に合わせて別々に使われた方が効果的です。
それぞれの特徴は下記の通りです。
アイソレーショントランスは電源ノイズを確実にとる一番良い方法ですが出力側に複数の機器を同時に使用した場合、その中のどれかが大きなノイズを出しますと他の機器に影響を与える恐れがあります。従いまして沢山の機器を使用するのでしたら電源ボックスの方がコスト的には良いでしょう。
当社の電源ボックスは基本的性能を確保した上で更に複数の機器を使えるように、電源ノイズ用だけではなくコンセントに接続された機器類の出すノイズにも対処するためにコンセントごとに専用のフィルターを備えております。
なお、アイソレーショントランスと電源ボックスは音の出方が微妙に違います。両方をお使いの場合、どの機器をどちらに使用するかはあれこれ楽しみながら試聴して決めるのが一番良いと思われます。
トランスをアンプの近くに配置したらハム音が出てるんだけど?
これはトランスが発生する漏洩磁束の影響です。
漏洩磁束はオーディオ機器の音質劣化におおきな影響を与えます。
これを避ける為にはアンプ(特にプリアンプ)から遠ざけるか、遮蔽用鉄板を設けるしか方法はありません。
当社が採用しているRコアートランスは、他方式(EI・カットコアー・WB)に比べ1/10から1/20と極端に少なくなっており、オーディオ/ビジュアル用途には最適なトランスです。
基本的にはオーディオ・ビジュアル機器以外の機器は接続しないでください。
場合によってはアイソレーショントランス本体が故障することがあります
当社が採用しているRコアトランスは電線を巻くプラスティックボビンが円形で電線の密着性が高く、また鉄芯は樹脂で固められている為唸り音は少ない構造になっています。
ただし電源ラインに直流が重畳されたり、接続されたコンポーネントによっては、ごく僅かに唸り音が発生する場合があります。これは季節・時間帯によって発生度合いが変化します。
このようなときにはDCサプレッサ機能が有効にはたらきますので、搭載されている機種の場合はONで使用してください。
電源対策の中で絶縁トランスには多くの特徴がありますので列記します。
1) 音質・画質に特別固有の色付けが少ない。
長年に亘って構築されたお客様のシステムの電源対策は、音色や微妙な音質が変わらないようにしながらレベルアップをすることが最も重要です。
その点トランスは他の方式に比べて簡単な構成と単純な素材(鉄・銅・絶縁材)で出来ていますので、固有の音色や色付けが殆どありません。
電源ケーブルやその他のアクセサリと違って、絶縁トランスや安定化電源装置はオーディオ/ビジュアルの
土台・基礎になるところですのでその選定には充分な配慮が必要です。
2) 定格容量が大きい物が入手しやすい。
アンプの高出力化やAクラスアンプなど、消費電力が大きい機種に対応する為には絶縁トランスや電源装置も定格容量のおおきな製品が要求されます。小さな容量では大出力時に歪み・頭打ち(音が伸びきらない)などの現象が発生する恐れがあります。当社の商品では現在1100VAの商品があります。
3) メンテナンスの必要が殆どありません。
(1)で述べたように簡単な構成と素材ですので、故障も殆ど無く、メンテナンスも必要ありません。当社では3年間の無償保障を実施しています。
4) ランニングコストが殆どかかりません。
動作させているオーディオ/ビジュアルコンポーネントの電気代以外は殆どかかりません。
音質面での配慮から連続通電を要求されるコンポーネントもありますのでこの点でも有利です。
例 1000Plus MKⅡを1ヶ月連続通電でトランスだけが消費する電気料金は約¥23-です。・・・多少の変動はあります。
(東京電力 契約40A 2010/5月現在)
アモルメットコアについて (11)
申し訳ありませんが「トランスの周波数減衰曲線」及び アモルメットコアの磁気的なデータに関しまして通常の「データシート」に類するものはありません。
ノイズデータを気になされる方も多いようですがオーディオに使用する時はデータにとらわれず音で判断する必要があると思っています。データだけでしたら優れた物がたくさんございます。
当社としましては実際に音と映像に悪影響を与える所のノイズを取れれば良しとしていますので実際のテスト結果を大事にしてデータの方はあまり気にしていません。
アモルメットコアに方向性はありません。NS、NSTにも順序はございませんし、隙間の開け方も自由です。ケーブルの端子間に入っていれば端でも真中でもノイズ防止効果に変わりはありません。
使い方としてはL,Rチャンネル同じようにしてください。
一本のケーブルで連続して同じコアを複数個使用することは、弊害はございませんが
綺麗になった所をもう一度掃除するようなもので、ノイズが大きい時は効果があると思いますが基本的には、あちらこちら他に使用した方が良いと思います。
一般論として、電源を始めとする外部環境や使用機器によりオーディオシステム内におけるノイズの大小や流れ方は千差万別で一概にどこが一番と決めることができません。
したがいまして「効果が高い順番」につきましても申し訳ありませんが使用してみなければわからないというのが現状です。
アモルメットコアは使いまわしができるのでいろいろと試しみてください。
なおバランス伝送はノイズに強いのですが実際にコアを使用してテストをしてみますと良くなることが多くありましたので試してみられることをおすすめします。
ケーブルはライン、電源を問わず行き帰りの線を必ず一緒に通してご使用ください。
穴にΩ状に入れてお使い頂くのではなく、貫通させて頂く事で正しい効果が得られます。
ライン用、スピーカー用は中心の穴にプラスマイナス両方の電線が無理なく一緒に通るくらいが適当です。ACアダプターの直流出力側に入れる場合は、中心の穴がプラグの大きさより一回り大きく、直流出力コードを1~2回まける程度の物を選んでください。
当社では音質上の理由によってコアの電磁特性を変えたものを2種類用意しております。
基本的にはNSシリーズをお選びください。
「NSTシリーズ」のアモルメットコアは基本的にノーマルモードノイズ用で単独ではノイズ防止効果は少なく、音に一番影響をあたえているコモンモードノイズを取るためには超Hiμタイプの「NSシリーズ」を使用してください。
NSTシリーズのアモルメットコアはNSシリーズとノイズに対する適応周波数が違います。重ねて使用することで音に少しですがさらに厚みと落ち着きを加える物です。お好みでNSシリーズに重ねてご使用ください。
なお通常はNSシリーズのみで構いません。
PC電源のノイズ軽減に関しましては
PC自身が内部で多くのノイズを発生しているため、電源アダプターにアモルメットコアを入れて出力ノイズを軽減しましても結果的には何も改善されないことの方が多いと思われます。
ディスプレイ一体型のPCでは画質の向上は難しいかもしれませんが外付けディスプレイとケーブルで接続してあるのでしたらケーブルにアモルメットコアを入れるのは効果があります。
またPCよりUSBケーブルで信号を送る場合は音も映像もアモルメットコアを通しますと効果はあります。
LANケーブルを使用する時もアモルメットコアを通しますとデータがより正確に送れますのでいろいろと改善されるものがあります。
(USB-B、LANケーブルにはNS-295が適合します)
基本的にノイズに対する効果に変わりはありませんので大丈夫ですが機器の振動を直に受けますので音質はケーブルに付けた時と少しですが違いが出るかもしれません。
アモルメットはノイズ防止用チョークコイルのコアで、オーディオで有害な高周波数ノイズを除去するために大変重要なパーツです。コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。
音質向上に効果的な使用箇所は、主としてCDプレーヤー、DACの出力コード等オーディオ機器間のラインケーブル(インターコネクトケーブル)、スピーカーケーブル、ACアダプターのDC出力コード等です。
ライン用、スピーカー用はコアの中心の穴に線を通すだけです。この時大切なことはラインケーブルでもスピーカーケーブルでも「全てプラスマイナスを必ず一緒に通すこと」です。これでノイズ防止に最も効果的なコモンモードチョークとして動作します。
ステレオ等チャンネル数が複数ある場合は各チャンネルごとに行ってください。
入れる場所は端でも真中でもかまいません。シールド線は通すだけで、2芯シールド線はシールド線も一緒に通してください。グルグルと巻きつける必要はありません。通すだけでチョークコイルとして働きます。
1つのラインケーブル等に2個のコアを使用して、プラス側マイナス側それぞれにコアを入れている例をインターネット上で多く見かけますが、アモルメットコアにおいてはそのような使い方は電気的にも音質的にも好ましいものではありません。電線は必ずプラスマイナス一緒に通してください。
ACアダプターに入れる場合は、直流出力コードを中心の穴に通しながらコアに1~2回巻き付けた方が効果的な場合もあります。
コアは衝撃を与えると破損したり、特性が悪化することがありますので丁寧に扱ってください。
一つのコアにバイ・ワイヤリングで使用するケーブルをまとめ通すことは4本でも6本でも一緒にして問題ありません。4本のケーブル(同じ信号のプラス・マイナスを2セット)を、まとめて1個の穴に通しても大丈夫です。
ノイズには大きく分けてコモンモードとノーマルモードとがありますが、可聴帯域を超える高い周波数で音響的にわるい影響を及ぼしていますのは主としてはコモンモードノイズです。
アモルメットコアは基本的にコモンモードノイズ対策を行うための物です、したがいましてケーブルはライン、電源を問わず行き帰りの線を必ず一緒に通して下さい。線一本に一つの小さいコアを単独使用しますと電気的作用は全く違うことになり電源においてはノイズ防止効果としては問題があります。
なお、電源におきましては扱う電力とノイズの質がオーディオ機器間のラインレベルとは大きく違うため使用環境(地域環境)によってはアモルメットコアの単独使用より更なる本格的なノイズ対策を行った方が良い場合もあります。
その場合には当社のNXPシリーズやPLCシリーズのような音響特性の良いノイズフィルター付きの電源コンセントもあります。
インレットソケットからコンセントへ配線する場合、ライブ、ニュートラル、グランドを全てアモルメットに通すのがいいのか?それともライブとニュートラルのみアモルメットへ通し、グランドは通さない方がいいのか?
これに関しましては、電源が100VでしたらどちらでもOKです。
その理由としまして最近の大地アースは、大型の電気機器のノイズを含むアースが
感電防止等の安全のために接続されていてノイズのごみ捨て場状態になっています。
したがいましてオーディオ機器の様にノイズに敏感な機器は接続しない方が正しいのです。
ノイズはアースからも侵入してくるので壁付けコンセントのアース(大地アース)はオーディオ機器に於きましては音質のためには接続しないのが一般的で正しいのです。
そのため日本国内の高級オーディオ機器は3口の電源ケーブルを使用するようになっていても音質のため機器内のアース端子をどこにも接続していない物が多いようです。
なお通常の機器が二線式のケーブルで使われているようにアースを取らなくても電気的な心配はございません。
また誤解されやすい話しとして「アースを取るとノイズが減る、アースを取らないと機器が不安定になる」という電子機器内のシールドやシャーシアースの場合と電源のアースとは全く別の話です。 電源アースを取れない宇宙船、飛行機、ノートパソコン等、いずれも問題なく動いています。 繰り返しになりますが一般的に壁付けコンセントの電源アースはノイズ防止には関係なく感電防止が主な目的です。
以上、少しわかりにくい話ですがこの辺りは電気技術者でも間違っている方もいらっしゃいます。 その様な訳で電源コードの2P,3P、シールド有り無しはノイズとは関係ありません(200~240Vで使用する場合は除きます)。
お問合せについて (1)
お問い合わせには迅速にご対応させていただくようにしておりますが、土日・祝日にお問い合わせ頂いた場合などは、翌営業日より順次ご回答させていただいております。 また、技術的なご質問に関しましてはお時間を頂戴する場合がございます。
ご注文について (3)
電気・ノイズ等について (3)
電球やニクロム線を使ったストーブなどではW=VA(例 1000W=1000VA=100V×10A)ですが、オーディオ機器や家電製品では、無効電力がかならず発生します。
これは接続される機種によって違いがありいちがいに決められませんが、当社では安全を見込んでおおよそVA×0.8=Wとしております。
当社の商品の多くは200V入力に対応しています。
当社で200V入力を採用されたお客様の評価で100Vに比べて悪くなった・あるいは失敗したと言う事を聞いたことがありません。パワフルさと静寂さの両立が200V化によって達成できます。
但し安全性を重視し、正しい材料を使って専門業者に工事を依頼してください。
音質が良くなるからと言って100Vコンセントの流用や無免許での施工はお客様の命と財産をまもる為に絶対におやめください。
検電ドライバで出力コンセントの極性を調べようとしましたが、上手く調べられません。 何故?
各家庭に供給される100V電源の一方は必ずアースされています。
検電ドライバはこれを利用して(人体をアースに見立てて)電気のチェックをする物ですが絶縁トランスには検電ドライバを使うことができません。
理由は絶縁トランスにはアースを切断する機能があり、これによってアース廻りからの雑音・ノイズを遮断し音質・画質の向上ができます。即ち絶縁トランスの出力に極性はありませんので、極性を合わせる必要もありません。