電源対策の中で絶縁トランスには多くの特徴がありますので列記します。
1) 音質・画質に特別固有の色付けが少ない。
長年に亘って構築されたお客様のシステムの電源対策は、音色や微妙な音質が変わらないようにしながらレベルアップをすることが最も重要です。
その点トランスは他の方式に比べて簡単な構成と単純な素材(鉄・銅・絶縁材)で出来ていますので、固有の音色や色付けが殆どありません。
電源ケーブルやその他のアクセサリと違って、絶縁トランスや安定化電源装置はオーディオ/ビジュアルの
土台・基礎になるところですのでその選定には充分な配慮が必要です。
2) 定格容量が大きい物が入手しやすい。
アンプの高出力化やAクラスアンプなど、消費電力が大きい機種に対応する為には絶縁トランスや電源装置も定格容量のおおきな製品が要求されます。小さな容量では大出力時に歪み・頭打ち(音が伸びきらない)などの現象が発生する恐れがあります。当社の商品では現在1100VAの商品があります。
3) メンテナンスの必要が殆どありません。
(1)で述べたように簡単な構成と素材ですので、故障も殆ど無く、メンテナンスも必要ありません。当社では3年間の無償保障を実施しています。
4) ランニングコストが殆どかかりません。
動作させているオーディオ/ビジュアルコンポーネントの電気代以外は殆どかかりません。
音質面での配慮から連続通電を要求されるコンポーネントもありますのでこの点でも有利です。
例 1000Plus MKⅡを1ヶ月連続通電でトランスだけが消費する電気料金は約¥23-です。・・・多少の変動はあります。
(東京電力 契約40A 2010/5月現在)